キリンの乳成分組成の泌乳時期による変動
書誌事項
- タイトル別名
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- Change of milk compositions in giraffe during the course of lactation
抄録
<p> 京都市動物園で出産した飼育したキリン個体より,各種の泌乳時期の乳の回収をおこない,成分組成を分析した。分娩後55日の常乳における成分組成は以下のとおりであった;1.8%炭水化物,8.7%脂質,7.0%タンパク質,1.1%灰分。これらの値は牛乳の成分組成と比べたとき,脂質とタンパク質の濃度は高い一方で,炭水化物の濃度は低かった。乳の固形分濃度は分娩後66日で急速に低下していたが,これはキリンの固有の特徴と考えられた。この固形分濃度低下は,この時期に仔が母乳を摂取しながら固形食(カシ,ネズミモチなどの葉)の同時摂取を開始することとの関連が示唆された。これらは,キリンの仔に代用乳を摂取させなければならないケースにおいて,貴重な情報になるであろう。</p>
収録刊行物
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- ミルクサイエンス
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ミルクサイエンス 68 (1), 44-48, 2019
日本酪農科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763111371008
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- NII論文ID
- 130007638499
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- ISSN
- 21880700
- 13430289
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可