デンマーク・社会住宅地区におけるゲットーゼーション

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タイトル別名
  • The Gettoisation of Danish social housing districts
  • the changes and present situation of complex policy approach to social housing districts
  • 社会住宅地区への複合的な政策アプローチの変遷と現状

抄録

2010年10月デンマーク政府は非西欧圏移民の居住率が 50%を超え,生産者人口(18~65歳)の40%以上が失業し,18歳以上の地区住民の犯罪率が2.7%を超える29か所の社会住宅地区を,「ゲットー(Ghetto)」と定義した。1950年代以降,全国の主要都市郊外に建設された社会住宅地区では,1970年代以降,移民・難民が集住するゲットーゼーション (Ghettoisation)が起こった。1990年代以降これらの社会住宅地区での貧困化,治安悪化,犯罪などが多発している。本稿では,デンマークの社会住宅地区におけるゲットーゼーションに注目し,ゲットーがどのように形成されたかを主に移 民・難民,住宅政策のアプローチから考察する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288135183744
  • NII論文ID
    130007641718
  • DOI
    10.20803/jusokenronbunjisen.45.0_165
  • ISSN
    24338028
    2433801X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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