聞き書き甲子園における高校生の着眼点
書誌事項
- タイトル別名
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- A viewpoint of high school students in "Kikigaki Koshien"
抄録
<p>本研究は,全国の高校生が,森・川・海の名人を訪ね,一対一で,その知恵や技,ものの考え方や生き方を「聞き書き」する「聞き書き甲子園」に着目した。そこで,本研究は,聞き書き電子図書館に所蔵された森林に関する作品の感想を対象に,名人と触れ合った高校生の着眼点を解明することである。調査対象は,聞き書き電子図書館に2018年11月時点までに所蔵されている第1回から第15回聞き書き甲子園の「森をつくる」分野の作品とした。研究方法はKH Coderを用いたテキストマイニング解析を行った。その結果,最頻出単語は「名人」であり,他の単語に比べて多かった。その他の単語は,クラスター分析の結果6つに分けられた。その一つのクラスターは,「思い」,「考える」,「持つ」などの高校生の考えに関係する単語で構成されていた。その一方で,他の3つのクラスターでは名人に関係する単語で構成されていた。このことから,高校生は名人にという人に対して主眼を置いており,仕事内容よりも人に関心が向く傾向が示唆された。しかし,高校生ごとに学んだ内容や各名人が用いた専門用語が異なっているため,仕事に関する用語が低くなった可能性がある。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 232-, 2019-05-27
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288137439872
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- NII論文ID
- 130007645296
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可