MRIを用いたエンボリズムの発生・回復過程における水分通導の可視化  [in Japanese] Visualization of water conduction in embolism and refilling process by a MRI  [in Japanese]

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Abstract

<p>乾燥ストレス下の樹木では、強い負圧にさらされた道管に気泡が発生し(キャビテーション)、通水阻害(エンボリズム)を引き起こす。いくつかの樹種では、乾燥ストレスから解放された後、エンボリズムが生じた道管が再充填(リフィル)され、通水が回復する現象が報告されている。ただし、これらの報告の多くは、枝を切断して通水性を測定するという破壊的手法を用いている。この破壊的手法では、実験操作中にエンボリズムやリフィルが生じる"アーチファクト"が報告されており、非破壊的手法による検証が必要である。そこで本研究では、MRI(磁気共鳴画像法)による流速可視化手法(位相シフト法)を用いて、樹幹横断面の樹液流速分布を非破壊的に可視化した。破壊的手法によりエンボリズムの回復が報告されている樹種であるシラカンバ(<i>Betula platyphylla</i>)苗木に対し、定期的にMRI撮像を行いながら24日間の潅水停止と再灌水を行った結果、エンボリズムの発生と回復、さらにその際の樹液流速分布の変化が観察された。</p>

<p>[in Japanese]</p>

Journal

  • The Japanese Forest Society Congress

    The Japanese Forest Society Congress 130(0), 296, 2019

    THE JAPANESE FORESTRY SOCIETY

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