国家森林資源調査におけるデータの連続性評価
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- 北原 文章
- (国研)森林機構 森林総合研究所四国支所
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of data continuity in Japanese National Forest Inventory
抄録
<p>日本の国家森林資源調査(NFI)である森林生態系多様性基礎調査は、1999年から始まり、2018年度で第4期調査が終了する。サンプリング調査に基づくNFIによる森林資源統計量は、森林現況調査の結果とは異なる資源量を示し、今後国内外での森林資源情報としての利活用が期待されている。一方で、2010年度よりNFI調査(データ解析)事業と平行して測定精度を評価する精度検証事業が林野庁により行われており、これまで過小に測定する傾向にあった調査員の測定精度の向上が報告されている。特に樹高測定値は蓄積に大きく影響を与えるが、第2期NFIまで過小に評価していた樹高測定が是正され、同一プロットにおいて3期目以降の蓄積に成長量以上の増加がみられている。そこで本研究は、このデータの連続性の評価を目的とし、西日本南部のスギ林の調査プロットを対象に、連続性がどの程度あるか確認し、定量的な評価を行う予定である。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 76-, 2019-05-27
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763113613184
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- NII論文ID
- 130007645864
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可