岩手県北地方におけるウルシ立木の生産性  [in Japanese] A study of productivity of Urushi trees in Northern region of Iwate Prefecture  [in Japanese]

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Abstract

<p> 1970年頃まで岩手県北地域以外の地域においても少数ながら漆生産が行われていたものの,それ以降は全国生産量の7割以上が岩手県北地域で生産されるようになった。本研究では、岩手県北地方のウルシ植栽者への聞き取り調査に基づいて,過去の作物選択においてウルシとそれ以外の作物をどのように選択したかということと,ウルシを植栽した際の収益性を明らかにすることを目的とした。調査の結果,ウルシ植栽という選択は,雑穀・タバコ・果樹などの跡地に植栽される場合が多かったこと,ウルシとそれらの作物を比べると少ない労力で収益を得られる点でウルシが優れていたこと,ウルシとスギを比較した場合には収益までの期間が短い点でウルシが優れていることなどから,植栽者たちがウルシを選択してきたことが明らかとなった。また,現在の収益性に関しては,下刈り回数が少ない場合には高い収益率を実現できることなどが明らかとなった。 なお、本研究はイノベーション創出強化研究推進事業(課題名:日本の漆文化を継承する国産漆の増産、改質・利用技術の開発)で行われた。</p>

<p>[in Japanese]</p>

Journal

  • The Japanese Forest Society Congress

    The Japanese Forest Society Congress 130(0), 742, 2019

    THE JAPANESE FORESTRY SOCIETY

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