プロジェクトとプログラムのリスクマネジメントにおける機械学習と知識創造の統合アプローチ

• 森 俊樹

  （株）東芝 ソフトウェア技術センター

• 内平 直志

  北陸先端科学技術大学院大学

書誌事項

タイトル別名

• An Integrated Approach of Machine Learning and Knowledge Creation in Project & Program Risk Management
• A Proposal of Machine-in-the-loop Knowledge Creation process
• Machine-in-the-loop（機械参加型）知識創造プロセスの提案

抄録

プロジェクトおよびプログラムにおけるリスクマネジメントの重要性は広く認識されており、そのプロセスは概ね標準化されているにも関わらず、効果的な実践や定着化が困難となっている実態がある。その根本原因として、「リスクという不確実性を伴う事象に対する、トレードオフを伴う意思決定の難しさ」があると考えられる。本論文では、リスクマネジメントの本質的な課題に対して、取引コスト理論およびプロスペクト理論を用いて分析・考察するとともに、リスクマネジメントのさらなる高度化に向けて、機械学習と知識創造の統合アプローチである「Machine-in-the-loop（機械参加型）知識創造プロセス」を提案する。さらに、製品開発部門のマネジャー・クラスの実務者７名へのインタビュー結果に基づいて、その有効性を検証する。

収録刊行物

• 国際P2M学会研究発表大会予稿集

  国際P2M学会研究発表大会予稿集 2019.Spring (0), 440-457, 2019

  一般社団法人 国際P2M学会

キーワード

• リスクマネジメント
• 取引コスト
• 認知バイアス
• 知識創造
• 機械学習

詳細情報

• CRID: 1390001288137517312
• NII論文ID: 130007645969
• DOI: 10.20702/iappmproc.2019.spring.0_440
• ISSN: 24320382
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可