人口減少/低成長時代のP2M から見た社会的価値創出の基本的な考え方

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タイトル別名
  • Basic way of thinking of Social Value Creation by P2M facing at the era of population decrease and low economic growth
  • -Calculation and evaluation of the program value along the investment vs. the effect-
  • —投資対効果に沿ったプログラム価値の算定・評価-

抄録

近年、経済産業省が打ち出したSociety5.0やSDGs、マイケルポーターのShared Value Creationなど、社会的価値の創出が言われている。P2Mの視点から見ても、多用なステークホルダーを束ねて、プログラムを企画立案して、纏め、社会的価値を創出する重要性が高まっている。しかし、財務的な視点を無視して、プログラム支出を費やして、社会的に有用な非財務的な価値を創出しても、現代日本の人口減少、低成長時代には、負債の増加や無用の長物等の負の遺産の増加につながりかねない。この様な環境を理解した上で、負の遺産とならないような価値を創出することがプログラムマネジャーには求められる。この観点から、財務的価値、非財務的価値、営利組織、非営利組織を明確に切り分けて、プログラム価値を定義、提案する基本的な考え方を提示する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288137520384
  • NII論文ID
    130007645990
  • DOI
    10.20702/iappmproc.2019.spring.0_145
  • ISSN
    24320382
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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