附置研究所政策の検証

DOI Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • An Examination of Policy on University Research Institutes
  • 附置研究所政策の検証 : 法人化期に焦点をあてて
  • フチ ケンキュウジョ セイサク ノ ケンショウ : ホウジンカキ ニ ショウテン オ アテテ
  • Focusing Primarily on the Process of Incorporation
  • 法人化期に焦点をあてて

この論文をさがす

抄録

<p> 本稿では,大学法人化期の附置研究所に対する政策の展開を明らかにするとともに,それが附置研究所にもたらした影響を分析する。 附置研究所は,法人化の際に省令での規定が模索されたものの,立法過程で見送られ,大学の内部組織としての性格を強めることになった。また,附置研究所の規模及び論文生産数については,拡大している研究所とそうでない研究所の存在が示唆される結果となった。競争的資金獲得額の割合は相対的に高く,附置研究所は評価―報償のシステムにさらされる存在となっている。今後の資源減少の中で,附置研究所のあり方の再検討が求められるといえるだろう。</p>

収録刊行物

  • 高等教育研究

    高等教育研究 17 (0), 153-170, 2014-05-30

    日本高等教育学会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ