晩期高齢者における運動器不安定症に対するトヨタバランス練習アシスト(Balance Exercise Assist Robot:BEAR)を用いた短期集中リハビリテーション治療の効果について

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抄録

<p>【目的】晩期高齢者における運動器不安定性に対するリハビリテーション治療として,BEARを用いた短期集中リハビリテーション治療の効果ついて検討することである.【対象と方法】対象は2017年2月~12月に運動器不安定症と診断された14例である.方法は,対象をBEARプログラムのBEAR群7例(平均年齢86歳)と通常バランスプログラムのコントロール群7例(平均年齢86歳)の2群に分け,各々2週間の集中リハビリテーション治療を行い比較検討した.評価には,快適歩行速度(m/分),Timed Up & Go Test(TUG)(秒),2ステップテスト(身長換算値),ロコモ25(point),ファンクショナルリーチテスト(FRT)(cm)を用い,治療開始前・後に計測した.【結果】BEAR群がコントロール群に比較し,快適歩行速度,TUG,2ステップ値,ロコモ25,FRTのいずれにおいても改善度が高かった.</p>

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