膝立ち位でのFunctional reachにおける優れたInternal Focus of Attention教示の検討

  • 我妻 昂樹
    東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科
  • 鈴木 博人
    東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
  • 村上 賢一
    東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
  • 鈴木 誠
    東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
  • 藤澤 宏幸
    東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科

書誌事項

タイトル別名
  • 膝立ち位でのFunctional reachにおける優れたInternal Focus of Attention教示の検討 : 上肢への教示と下肢への教示の運動学習効果
  • ヒザ タチ イ デ ノ Functional reach ニ オケル スグレタ Internal Focus of Attention キョウジ ノ ケントウ : ジョウシ エ ノ キョウジ ト カシ エ ノ キョウジ ノ ウンドウ ガクシュウ コウカ
  • ―上肢への教示と下肢への教示の運動学習効果―

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抄録

<p>〔目的〕フォームに着目した運動学習課題として膝立ち位でのファンクショナルリーチ(FR-k)を取り上げ,Internal Focus of Attention(IFA)のより優れた教示内容を明らかにすることを目的とした。〔対象〕健常青年18名とした。〔方法〕プレテストにてFR-k距離及び重心位置を測定した後,上肢へのIFA教示群(IFA-U)と下肢への教示群(IFA-L)の2群に割り付け,各群30試行の練習を実施させた。また,練習期間終了後の翌日と1週間後における保持テストを実施した。〔結果〕FR-k距離については両群で即時的に有意な変化が認められ,運動学習効果が確認された。また,保持テストにおいて群間で有意な差があり,IFA-L群の方が優れたパフォーマンスを示した。〔結語〕FR-kにおいて,下肢への教示は上肢への教示よりも,運動学習に優れた効果を示した。</p>

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