β-TCP・ヒアルロン酸・FGF-2複合体を用いた骨欠損を伴う不安定型大腿骨転子部骨折の治療経験

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タイトル別名
  • Use of an injectable complex of β-tricalcium phosphate granules, hyaluronate, and fibroblast growth factor-2 in the treatment of unstable intertrochanteric fractures with bone defects
  • v-TCP ・ ヒアルロンサン ・ FGF-2 フクゴウタイ オ モチイタ ホネ ケッソン オ トモナウ フアン テイケイ ダイタイコツテンコブ コッセツ ノ チリョウ ケイケン

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抄録

<p>吸収性人工骨であるβリン酸3カルシウム顆粒とヒアルロン酸を混合した骨補填材に,骨形成促進作用を有する線維芽細胞増殖因子-2を加えたinjectableな複合体を開発し,AO/OTA分類A2の不安定型大腿骨転子部骨折に臨床応用した.複合体の使用により,低侵襲に後内側部の皮質骨欠損の修復と転位した小転子の癒合を促進した.本法は転子部骨折に限らず,骨欠損を伴う長管骨骨折の治療にも応用できると考える.</p>

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