鉄道廃線事例の類型化-関係主体の行動を中心に-

抄録

鉄道路線の廃止が届出制となった2000年以降、各地で鉄道廃線事例が増加しているが、これらの廃線事例を主体的に取り上げてその動向を論じた研究は限られている。そこで本研究では2000年以降の廃線事例における存廃問題に関わった主体を明らかにし、その活動の方向性を類型化した。その結果、2000年代前半は陳情主体の従来型の廃線プロセスが多かったが、近年では市町村が主に関わり、自力での存続可能性を検討した事例が多くなってきていることが分かった。

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被引用文献 (1)*注記

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  • CRID
    1390282763116180864
  • NII論文ID
    130007654910
  • DOI
    10.32238/koutsugakkai.54.0_105
  • ISSN
    24346179
    03873137
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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