児童の実験への適切な意識を高める単元デザインの研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- Research on unit design to raise children's scientific awareness of experiments
抄録
<p>本研究は,児童に問題解決のそれぞれの過程を重点的,あるいは段階的に指導した後,児童に委ねる問題解決的学習の時間を設定した単元デザインによって,児童の実験に関わる意識が単元を通してどのように変容するかをOPPシートの学習履歴を分析し検証した.検証の結果,本研究の単元デザインは,全児童に適切な実験への意識を促すこと,児童の実験への適切な意識を高めることは,問題を科学的に解決する力を向上させたり,知識の獲得や科学的概念の形成を促したりする可能性が示唆された.さらに,実験の実証性,再現性,客観性等を検討できるような児童を育てていくことが,問題を科学的に解決する資質・能力を持つ児童を育てることになる可能性が見出された.</p>
収録刊行物
-
- 日本科学教育学会研究会研究報告
-
日本科学教育学会研究会研究報告 33 (7), 59-64, 2019-06-01
一般社団法人 日本科学教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288147474816
-
- NII論文ID
- 130007655505
-
- ISSN
- 18824684
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可