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タイトル別名
  • 医学・医療のトピックス 分子標的薬・抗体医薬の現状と展望 消化器がん
  • イガク ・ イリョウ ノ トピックス ブンシ ヒョウテキヤク ・ コウタイ イヤク ノ ゲンジョウ ト テンボウ ショウカキ ガン

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抄録

<p> 消化器がん領域における化学療法の進歩はめざましく, 特に分子標的薬を用いた治療に関する多くの臨床試験が行われ, 分子標的薬の単剤投与での有効性や従来の細胞障害性薬剤との併用による上乗せ効果が示されている. 消化器がん領域では, 主に, ① 上皮成長因子受容体阻害薬 (EGFR 阻害薬: Cetuximab, Panitumumab, Erlotinib) や ② 血管新生阻害薬 (VEGF 阻害薬: Bevacizumab, Ramucirumab, Aflibercept beta) のほか, ③ 腫瘍の増殖・進展に関連する複数の分子を阻害するマルチキナーゼ阻害薬 (Sorafenib, Imatinib, Sunitinib, Regorafenib) などが用いられている. また最近では, 免疫チェックポイント分子をターゲットとした新規分子標的薬の開発も進み, 胃がんに対する Nivolumab など実地臨床への応用が始まっている.</p>

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