理科教育におけるレリバンスに関する一考察

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書誌事項

タイトル別名
  • A research on Relevance in Science Education
  • —Focusing on Relevance Model of Starkey et al.—
  • ―Stuckeyらのレリバンスモデルに注目して―

抄録

<p>「理科を学ぶことの意義や有用性を実感する機会を持たせ,科学への関心を高める」ために,レリバンスの利用がある.資質・能力を育成するためには,それが発揮できる文脈における学習が重要とされ,単なる実生活・実社会ではなく,学習者と学習内容との関係性を表す概念であるレリバンスは,非常に重要である.ただ,レリバンスは多様な側面を持ち,提案者によって様々である.そこで本研究では,多様な側面を持つレリバンスを歴史的,分野的に整理し,包括できる構造モデルを考察することを目的とする.本論では,Stuckeyらのレリバンスモデルを援用し,主に個人的(面白さ)・社会的(社会とのつながり)・職業的(企業や製品,就職とのつながり)に分類した.そのレリバンスの3次元モデルを仮に設定し,多様なレリバンスの位置づけを行った.今後,レリバンスの3次元モデルの問題点を明らかにし,さらなる活用を図る.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763126106368
  • NII論文ID
    130007665093
  • DOI
    10.14935/jsser.33.8_41
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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