統合生理学的解析を用いたダマスクローズ由来香気成分の体系的かつ定量的な鎮静作用評価

  • 藤代 美有紀
    ニッコールグループ 株式会社コスモステクニカルセンター
  • 矢作 彰一
    ニッコールグループ 株式会社コスモステクニカルセンター
  • 矢田 幸博
    筑波大学大学院 グローバル教育院

書誌事項

タイトル別名
  • Systematic-Quantitative Evaluation of the Sedative Effect of an Aromatic Component, “<i>Rosa damascena</i>”, Using Integrative Physiological Analysis
  • トウゴウ セイリガクテキ カイセキ オ モチイタ ダマスクローズ ユライ コウキ セイブン ノ タイケイテキ カツ テイリョウテキ ナ チンセイ サヨウ ヒョウカ

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抄録

<p>天然由来香気成分の鎮静作用やスキンケア効果についてはこれまでにいくつかの報告がある。真の美を追求するには,スキンケアだけでなく心の健康も同時にケアする必要性があり,この考え方はホリスティックビューティーと呼ばれ,近年美容業界に広がりつつある。しかしながら,香気成分の詳細な鎮静作用メカニズムや定量的評価についての報告はあまりなされていない。これは,これまでに用いられてきた鎮静作用の測定方法の感度や精度によるものと考えられる。そこで本研究では,統合生理学的解析を用いた香気成分の体系的かつ定量的な鎮静作用評価方法を確立すること,また,その方法を用いたダマスクローズ由来香気成分の即時的な鎮静作用および長期連用の際の気分と肌に関する作用について評価することを目的とした。</p>

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被引用文献 (2)*注記

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