書誌事項
- タイトル別名
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- A Surgically Treated Case of Delayed Refractory Chyloperitoneum Developed after Gastrectomy against Advanced Gastric Cancer
- 症例 手術治療が奏効した胃癌術後の遅発性難治性乳糜腹水の1例
- ショウレイ シュジュツ チリョウ ガ ソウコウ シタ イガン ジュツゴ ノ チハツセイ ナンチセイニュウビフクスイ ノ 1レイ
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抄録
74歳の男性.横行結腸間膜浸潤のある進行胃癌に対して,幽門側胃切除術,D1+に加えてNo.14vリンパ節郭清 ,Roux-en Y再建術を施行した.術後補助化学療法を開始して2週間経過した頃から腹部膨満感が出現した.術後3カ月のCT検査で腹水を確認し,腹水穿刺を行ったところ,腹水は乳白色を呈し,腹水中のトリグリセリドの著明な上昇を認め,乳糜腹水と診断した.保存的治療は奏効せず,治療目的で術後7カ月目に当院へ転院,リンパ管造影検査を行い,直後の単純CT検査で腹腔動脈-総肝動脈周囲にリピオドールの漏出を確認できた.開腹手術にて乳糜漏出部位を結紮縫合し,吸収性組織補強材と生理的組織接着剤を用いて乳糜漏を閉鎖した.長期間の乳糜漏は全身状態を極度に悪化させるため,難治性乳糜腹水に対しては外科的治療を躊躇することなく行い,根治させることが重要であると考えた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 79 (12), 2408-2412, 2018
日本臨床外科学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390564238103538688
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- NII論文ID
- 130007668711
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 029437820
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可