データを活用したリビングラボの実践的研究  [in Japanese] Research on Living Lab methodology with data  [in Japanese]

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Abstract

<p>近年,生活者と企業が長期的に関わりあいながら,生活者もしくは社会の課題解決のためのサービスを共に創る(共創する)手法であるLiving Lab(LL)が注目を集めている.LLとは,そこに参加する人が,継続的に対話することを通じて,自分たちのことを再認識し,立場の異なる人の意見を知り,新しい気づきを得ながら,課題への解決策を考える過程である.これはすなわち,参加者全員にとっての「相互学習」を通じたデザイン(課題解決)の場であると言える.<br/>他方,情報のデジタル化および収集技術の進展に伴い,社会における「データ」の重要性は急速に高まっている.相互学習を通じたデザインの場であるLLにおいても,データは重要な役割を担う.なぜならば,データは,ある主張・考えを根拠づけること,人が知らなかった事実や情報を伝達することを可能にし,参加者の学習や意識変容を加速させることができるからである.<br/>しかしながらこれまでに,LLにおけるデータの役割や活用方法に関する研究は殆どなく,明らかになっていない.そこで本研究では,「やって→みて→わかる」というデザイン研究の実践アプローチを通じて,これを明らかにしていく.</p>

<p>This research aims at clarifying the role of "Data" in the Living Lab (LL) practice. For this purpose, we took an activism approach. We conducted a LL project for BOSAI (disaster prevention); a variety of data on past disaster was utilized by trial-and-error manner. In the project, we applied four methods of data utilization. By reflecting our practice, we found 5 roles of data in LL practice, such as (1) Understanding the world, (2) Making hypotheses, (3) Supporting to create new things, (4) Verifying hypotheses, and (5) Generating data.</p>

Journal

  • PROCEEDINGS OF THE ANNUAL CONFERENCE OF JSSD

    PROCEEDINGS OF THE ANNUAL CONFERENCE OF JSSD 66(0), 76, 2019

    Japanese Society for the Science of Design

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