スイートアリッサム園芸品種の花色と花色素
書誌事項
- タイトル別名
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- Flower Colors and Pigments in Cultivars of <i>Lobularia maritima</i> (L.) Desv.
- スイートアリッサム エンゲイ ヒンシュ ノ ハナイロ ト ハナイロソ
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抄録
<p>スイートアリッサム(Lobularia maritima)の赤色花4品種,赤紫色花7品種,紫色花8品種,および,白色花1品種の合計20品種の花色と花弁に含まれるフラボノイド組成の関係を調査した.この結果,スイートアリッサムの花では初の報告となるペラルゴニジン3-[6-(トランス-p-クマロイル)-グルコシド]-5-グルコシド,ペラルゴニジン3-[6-(トランス-フェルロイル)-グルコシド]-5-グルコシド,ペラルゴニジン3-サンブビオシド-5-グルコシド,ペラルゴニジン3,5-ジグルコシド,および,ペラルゴニジン3-グルコシドが赤色品種から同定され,それらを含む21種類のアントシアニンを同定した.赤紫色品種では,Lobularia Deep Rose Anthocyanin 1~6 (Tatsuzawaら, 2010) とペラルゴニジン3-サンブビオシド-5-グルコシドが,そして,紫色品種では,Lobularia Violet Anthocyanin 1~9とシアニジン3-サンブビオシド-5-グルコシド(Tatsuzawaら, 2006, 2007)が主要アントシアニンであった.さらに,供試したすべての品種からケルセチンとケンフェロールの3-[2-(ラムノシル)-グルコシド]-7-ラムノシドと3-[2-(ラムノシル)-アラビノシド]-7-ラムノシドが同定され,スイートアリッサムの花では初の報告となるフラボノールであった.これらのフラボノールによる花色への影響は確認されなかった.スイートアリッサムの花色の青色化は,けい皮酸によるアシル化とアントシアニジンのB環の水酸基化が主な要因であることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 18 (2), 107-116, 2019
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713080786432
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- NII論文ID
- 130007670396
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 029674896
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可