書誌事項
- タイトル別名
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- Classification of Phonological Changes Reflected in Text: Toward a Characterization of Written Utterances
- ハツワ テキスト エ ノ キャラクタセイ フヨ ノ タメ ノ オト ヘンカ ヒョウゲン ノ ブンルイ
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抄録
<p>「こりゃひでえ」(元の形:「これはひどい」)のような音変化表現は,対話エージェントの発話や小説のセリフの自動生成において,話者であるキャラクタを特徴付けるための強力な手段となると考えられる.音変化表現を発話のキャラクタ付けに利用するために,本研究では,(i) キャラクタの発話に現れる音変化表現を収集し,(ii) それらを基に,音変化表現を人為的に発生させるための知識を整理した.具体的には,収集した音変化表現を現象と生起環境の観点で分類し,137 種類のパターンとして整理した.そして,これらのパターンが小説やコミックで用いられる音変化表現の 80% 以上をカバーすることを確認した.さらに,(iii) 音変化表現がキャラクタらしさを特徴付ける手段になるという仮説を検証するために,小説やコミックにおける発話文の話者(キャラクタ)を推定する実験を行い,音変化表現のパターンの情報を利用することで,推定性能が向上するキャラクタが存在することを確認した.</p>
収録刊行物
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- 自然言語処理
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自然言語処理 26 (2), 407-440, 2019-06-15
一般社団法人 言語処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752326287872
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- NII論文ID
- 130007706833
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- NII書誌ID
- AN10472659
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- ISSN
- 21858314
- 13407619
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- NDL書誌ID
- 029724965
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可