整形外科手術の手術時期を判断した要因と環境因子との関係

書誌事項

タイトル別名
  • The relations with the environmental factors and factors that judged timing for surgeries
  • 整形外科手術の手術時期を判断した要因と環境因子との関係 : 脳性麻痺患者の保護者の場合
  • セイケイ ゲカ シュジュツ ノ シュジュツ ジキ オ ハンダン シタ ヨウイン ト カンキョウ インシ ト ノ カンケイ : ノウセイ マヒ カンジャ ノ ホゴシャ ノ バアイ
  • the case of the guardian of the cerebral palsy patients who had undergone orthopedics surgeries
  • 脳性麻痺患者の保護者の場合

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抄録

【目的】脳性麻痺患者の保護者における手術時期の適否の判断に関連する要因を明らかにすることとした。 【方法】整形外科手術を受けアンケートを回収できた358名中,保護者による回答182名分を対象とした。調査内容は記入者・初回手術時年齢・手術回数・手術部位・現在の身体機能変化に対する満足度・手術時期の適否とその理由とした。各項目を一元配置分散分析・Kruskal Wallis検定及び多重比較検定にて検討し,手術時期の適否の理由は質的分析法を用いた。 【結果】手術時期を適切と判断した群とよくわからないと判断した群とで現在の満足度に差があった。また,カテゴリーは「術後の機能回復への期待」「親としての判断の難しさ」「環境因子による制限」「社会参加と治療との両立」「不安」の5つに分けられた。 【結論】手術時期の適否の判断には術後機能変化における満足度が影響していた。環境設定によって手術時期の判断と術後の満足度は改善する可能性が示唆された。

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