右喉頭麻痺を契機に診断された頸部リンパ節結核の1例

• 橋本 雄一

  聖隷三方原病院耳鼻咽喉科

• 加納 康太郎

  聖隷三方原病院耳鼻咽喉科

• 山田 大貴

  磐田市立病院耳鼻咽喉科

• 竹内 一隆

  聖隷三方原病院耳鼻咽喉科

• 内山 広大

  聖隷三方原病院耳鼻咽喉科

• 細川 誠二

  浜松医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科

• 瀧澤 義徳

  聖隷三方原病院耳鼻咽喉科

書誌事項

タイトル別名

• A case of tuberculous cervical lymphadenitis with right laryngeal paralysis

抄録

日本は，WHOの分類によると結核中蔓延国に位置づけられている。頸部リンパ節結核は耳鼻咽喉科領域の結核で最も多いとされ，頸部リンパ節腫脹の診断には，鑑別診断のひとつとして考えるべき疾患である。しかし何らかの神経麻痺を伴った頸部リンパ節結核の報告は少なく，今回われわれは，右喉頭麻痺が頸部リンパ節結核の発見契機となり，結核治療終了後に麻痺が改善した症例を経験したので報告する。

収録刊行物

• 頭頸部外科

  頭頸部外科 29 (1), 87-92, 2019

  特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

キーワード

• 頸部リンパ節結核
• 喉頭麻痺

詳細情報

• CRID: 1390282752339201920
• NII論文ID: 130007719742
• DOI: 10.5106/jjshns.29.87
• ISSN: 1884474X
• ISSN: 1349581X
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjshns/29/1/29_87/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2019300640
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可