小笠原海域から採集されたアカイセエビの中・後期フィロソーマ幼生について

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タイトル別名
  • Mid- to late stage phyllosoma larvae of Panulirus brunneiflagellum Sekiguchi & George, 2005 collected south of the Ogasawara Islands, Japan.

抄録

小笠原諸島の南海域で採集された7および8期フィロソーマ幼生のCOI遺伝子配列を分析したところ、アカイセエビ(Panulirus brunneiflagellum)と判定され、その形態観察を行った。系統解析で示された本種の最近縁種はハワイイセエビ(P. marginatus)であり、カノコイセエビ群(‘Panulirus longipes’group)に属することが示された。また頭甲幅/胸部幅の比においても、アカイセエビはイセエビ(P. japonicus)より値が大きく、よりカノコイセエビ群に近いことが示された。

収録刊行物

  • 水生動物

    水生動物 AA2019 (0), AA2019-4-, 2019

    アクオス研究所

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001277363017984
  • NII論文ID
    130007721864
  • DOI
    10.34394/aquaticanimals.aa2019.0_aa2019-4
  • ISSN
    24348643
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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