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- 伊藤 誠
- 筑波大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Human Factors Issues in Automated Driving
- ジドウシャ ノ ジドウ ウンテン ニ オケル ヒューマンファクター
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抄録
自動車の自動運転に関する技術開発の進展は目覚ましく,報道を見る限り,もう間もなく実現され るのではないかという印象をうける.確かに,従来の運転支援の延長線上にあるようなシステムは少 しずつ市販され始めている.しかし,よくよく見てみると,運転者を全く必要としない自動運転が実 用に供されるようになる目途は今のところ立っていない.自動運転と呼ぶべきシステムも形を成しつ つあるが,それらはいざというときには人間のドライバを必要とする.人間の存在を前提とした自動 運転を考える場合,人間がいつどのようにかかわるかを適切に設計する必要がある.本稿では,自動 運転技術に基づくシステムに人間がかかわる際の諸問題について論じる.まず,自動運転のレベルと いう用語について,その定義とそれにまつわる諸問題を述べる.つぎに,それぞれのレベルについて, ヒューマンファクターの課題を説明する
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 39 (6), 310-317, 2017
日本信頼性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845702294282368
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- NII論文ID
- 130007722232
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 028671265
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可