<b>河川水質に影響する火山灰の降灰量 </b>

DOI DOI Web Site Web Site Web Site ほか1件をすべて表示 一部だけ表示 参考文献7件

書誌事項

タイトル別名
  • Impact of Volcanic Ash from the 2016 Eruption of Mount Aso on the Water Quality of Rivers in Oita
  • 2016年阿蘇山噴火による降灰が河川の水質に与える影響及び影響度
  • 2016ネンアソサン フンカ ニ ヨル コウカイ ガ カセン ノ スイシツ ニ アタエル エイキョウ オヨビ エイキョウド
  • 河川水質に影響する火山灰の降灰量 : 2016年の阿蘇山噴火を事例として
  • カセン スイシツ ニ エイキョウ スル カザンバイ ノ コウカイリョウ : 2016ネン ノ アソサン フンカ オ ジレイ ト シテ
  • <b>―2016</b><b>年の阿蘇山噴火を事例として―</b>

この論文をさがす

抄録

<p></p><p>阿蘇山は2016年10月に爆発的な噴火を引き起こし,熊本県や大分県などで火山灰の降灰が確認された.本研究の目的は,火山灰の溶出実験の結果などから火山灰の降灰量による河川の水質に与える影響について調査することである.対象とした水質項目はF-,SO42-,pHとした.結果として,高い濃度が検出された地点の特徴は,降灰量が100 g/㎡を超えたこと,または,高い濃度が検出された地点の上流域で降灰量が 100 g/㎡を超えたことであった.しかしながら,河川の流下過程でダムがある場合や降灰量が100 g/㎡を超えた地点から距離が遠い場合は,その下流で高い濃度が検出されなかった.この水質変化は,1ヵ月後には平年の濃度まで減少したことから,一時的であることが分かった.</p>

収録刊行物

  • 環境技術

    環境技術 48 (1), 35-42, 2019-01-20

    環境技術学会

参考文献 (7)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ