海域の表層地盤を調査するための振動を利用した貫入試験方法の提案と原型装置の開発

  • 谷 和夫
    東京海洋大学 学術研究院 海洋資源エネルギー学部門
  • 池谷 毅
    東京海洋大学 学術研究院 海洋資源エネルギー学部門
  • 林 史泰
    東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 海洋環境資源学専攻
  • 稲津 大祐
    東京海洋大学 学術研究院 海洋資源エネルギー学部門

書誌事項

タイトル別名
  • PROPOSAL OF PENETRATION TEST FOR GEOTECHNICAL INVESTIGATION OF SEABED USING VIBRATION AND DEVELOPMENT OF PROTOTYPE EQUIPMENT

抄録

<p> 海洋土木構造物の建設あるいは海底の浅部に賦存するエネルギー・鉱物資源の開発では,表層地盤の力学特性あるいは貯留層・鉱床の性状を調べる必要がある.そこで,海域の表層地盤(海底下20メートル程度)を経済的かつ効果的に調べる新しいサウンディング方法として,バイブロ・サンプリング兼コーン貫入試験(VS-CPT)を考案した.プローブの形状を検討するために模型を作製して土槽に貫入する実験を行い,開口率が0.5以上であれば貫入性能と採取性能が高いことを確認した.そして,貫入深さが2メートルで開口率が0.67の試験装置(原型装置:Mark 1)を設計・製作した.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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