鉄軌道の利便性ならびに鉄軌道駅と歩行者空間との近接性に着目した地方都市の人口分布に関する国際間比較

書誌事項

タイトル別名
  • INTERNATIONAL COMPARISON OF POPULATION DISTRIBUTION IN PROVINCIAL CITIES FOCUSING ON THE SERVICE LEVEL OF URBAN RAIL TRANSIT AND PROXIMITY BETWEEN STATION AND PEDESTRIAN AREA

抄録

<p> 本研究では,日本・ドイツ・フランスの地方都市を対象として,都市中心部の歩行者空間の整備状況,鉄軌道の利便性,鉄軌道駅と歩行者空間との近接性を国際間で比較分析し,日本と比較してドイツ・フランスにおいては,都市内の鉄軌道の利便性が高く,歩行者空間の面積が広く,歩行者空間と鉄軌道駅との近接性が高い都市が多いことを定量的に明らかにした.さらに,鉄軌道の利便性ならびに鉄軌道駅と歩行者空間との近接性と人口分布」との関連性を分析した結果,軌道系都市内交通の有無が都市全体の人口分布と関係していること,都市中心部では鉄軌道駅の利便性と鉄軌道駅周辺への人口集約度に相関があること,都市郊外部では鉄軌道駅周辺の人口密度は都市郊外部全体の人口密度より高い都市が多いことを明らかにした.</p>

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