生体内における膨潤挙動が制御可能なインジェクタブルハイドロゲル

DOI Web Site Web Site 参考文献16件 オープンアクセス
  • 酒井 崇匡
    東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
  • 藤藪 岳志
    東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Injectable hydrogel with Controlled Swelling Behavior in vivo
  • セイタイナイ ニ オケル ボウジュンキョドウ ガ セイギョ カノウ ナ インジェクタブルハイドロゲル

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抄録

ハイドロゲルは水中で膨潤する傾向を有する。よって、体内においてハイドロゲルを作製した場合、ゲルは膨潤すると予想される。ゲルの膨潤は、形状の変化、周辺組織の圧迫、力学特性の低下を引き起こすため、制御されることが求められる。本稿では、2種類の4分岐高分子の相互結合により形成されるTetra-PEGゲルを基盤として設計された、膨潤挙動の抑制されたハイドロゲルについて概説する。膨潤挙動の制御されたハイドロゲルは、バイオマテリアルとして有用であり、今後の応用が期待される。

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