レーザースピン分解ARPESで調べるAg/Au(111)の量子井戸閉じ込めによるスピン分裂バンド制御

• 野口 亮

  東大物性研

• 黒田 健太

  東大物性研

• 河村 光晶

  東大物性研

• 矢治 光一郎

  東大物性研

• 原沢 あゆみ

  東大物性研

• 飯盛 拓嗣

  東大物性研

• 小森 文夫

  東大物性研

• 辛 埴

  東大物性研

• 尾崎 泰助

  東大物性研

• 近藤 猛

  東大物性研

書誌事項

タイトル別名

• Control of spin-splitting energy bands by quantum confinement in Ag/Au(111) investigated by laser-SARPES

抄録

非磁性のスピン分裂が生じるラシュバ効果は、スピントロニクスへの応用が期待されており、様々な物質でその発現が調べられている。本研究で我々は、Ag/Au(111)薄膜の量子井戸バンドにおいて膜厚と量子準位に依存したスピン分裂をレーザースピン分解ARPESによって見出した。さらに第一原理計算により、この振る舞いは量子閉じ込めによる電荷密度分布の変化によって説明できることを明らかにした。

収録刊行物

• 日本表面真空学会学術講演会要旨集

  日本表面真空学会学術講演会要旨集 2019 (0), 3Ha04S-, 2019

  公益社団法人 日本表面真空学会

詳細情報

• CRID: 1390282752352461184
• NII論文ID: 130007737818
• DOI: 10.14886/jvss.2019.0_3ha04s
• ISSN: 24348589
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可