指定状況と他制度活用の関係からみた準工業地域の土地利用の特徴に関する研究

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書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Land Use feature of Semi-industrial District from the Viewpoint of the Designated Reason and System Utilization
  • A Case Study of South Osaka City Planning Area
  • 南部大阪都市計画区域を事例として

抄録

<p>準工業地域は様々な土地利用が可能であるため、様々な土地利用タイプがみられ、その土地利用は各市町村の準工業地域の指定状況や他制度活用によって異なると考えられる。そこで、本稿では、南部大阪都市計画区域を対象として、指定状況と他制度活用の関係から準工業地域の土地利用の特徴を明らかにした。結果、準工業地域の土地利用の特徴は指定状況によって大きく2つに分けられることがわかった。1つは、指定状況が「以前から準工業地域に指定されている」や「様々な土地利用が行われている状況に合わせて指定されている」地区で、混合系、住居系の土地利用が多く、特別用途地区の制度が多く活用されていて、土地利用の誘導はあまりみられない。もう1つは、指定理由が「特定の土地利用を許容・促す」地区で、公共系、工業系、商業系の土地利用が多く、土地利用の誘導が見られる。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 54 (3), 547-554, 2019-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (2)*注記

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