都市部における心拍変動を用いた歩行時ストレスの評価方法の提案と適用

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書誌事項

タイトル別名
  • Proposal of estimation method of walking stress level using heart rate variability and application in urban area analysis

抄録

<p>本研究の目的は都市部における歩行時ストレスの評価方法を提案することである。まず、歩行実験を実施し、取得した被験者の心拍変動データより各実験ルートにおける歩行時ストレス量を算出した。その後、歩行時ストレス量を目的変数、街路構成要素を説明変数としたマルチレベル分析を行った結果、歩道幅員と傾斜が歩行時ストレス量に優位に影響を与えていることが示された。また、マルチレベル分析の結果から、歩行時ストレスを推計するモデルを構築し、モデルを用いて研究対象地域の全街路の歩行時ストレス量を推計した。加えて、推計結果を地図上に可視化し、用途地域と比較したところ、第一種中高層住居専用地域の一部においてストレス量の大きい街路が散見された。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 54 (3), 811-817, 2019-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (4)*注記

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