魚類中微量水銀のSXRF/XAFS測定における超伝導転移端センサー検出器(TES)の応用

• 板井 啓明

  東京大学

• 高橋 嘉夫

  東京大学

• 山田 真也

  首都大学東京

• 関澤 央輝

  公益財団法人高輝度光科学研究センター

• 早川 亮大

  首都大学東京

• 大井 かなえ

  首都大学東京

• 須田 博貴

  首都大学東京

• 竜野 秀行

  首都大学東京

• 岡田 信二

  理化学研究所

• 奥村 拓馬

  東京工業大学

• 橋本 直

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

• 一戸 悠人

  立教大学

• 林 佑

  宇宙科学研究所

• 今井 悠喜

  埼玉大学

• 野田 博文

  東北大学

• 神代 暁

  独立行政法人産業技術総合研究所

• 宇留賀 朋哉

  公益財団法人高輝度光科学研究センター

書誌事項

タイトル別名

• New application of TES for the SXRF/XAFS measurement of trace level Hg in marine fish

抄録

本研究では、蛍光X線分析法による検出下限を規定するバックグラウンドシグナルを大幅に低減し、かつ化学状態に関して独立の情報を有す複数の蛍光X線を分離して検出する手法として、超伝導転移端センサー検出器 (TES) に着目し、魚類中の微量水銀の分析に応用した。その結果、従来用いられた半導体検出器では分離不可能なHg Lα1, Lα2のスペクトル取得が可能となった。また、両蛍光X線について独立したXANESを得ることにも成功し、TESを用いた例としては世界初の結果を得た。

収録刊行物

• 日本地球化学会年会要旨集

  日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 140-, 2019

  一般社団法人日本地球化学会

キーワード

• TES
• 放射光
• XRF
• XAFS
• 水銀

詳細情報

• CRID: 1390564227348489216
• NII論文ID: 130007749174
• DOI: 10.14862/geochemproc.66.0_140
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可