生命の見方・考え方を育むための授業の研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Science Class to Develop Scientific Perspectives and Ways of Thinking about “Life”
- “Birth of Killifish” in 5<sup>th</sup> Grade
- ―小学校第5学年「メダカの誕生」を題材として―
抄録
<p>理科教育において生命尊重の態度の育成は重要である。本研究では,先行研究を基に小学校理科における生命に関する見方・考え方(生命観)とその育成方法について調査した。その結果,生命観には生物概念と生命概念の2つが含まれ,さらに8つの下位概念があることが分かった。次に,第5学年の「メダカのたんじょう」の授業において児童の様子を観察・記録した。授業中の児童の様子やワークシートの記述結果から生物の構造や働きについて児童の捉え方に違いがあることが分かった。以上の成果を基に,生物概念の学習を基盤とし,生命概念の下位概念の学習へと展開することが,生命の見方・考え方を育成するために効果的であることを示唆した。</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 34 (1), 55-58, 2019-11-30
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227350324096
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- NII論文ID
- 130007751646
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可