長野県におけるレーダ雨量計観測値の特性分析

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タイトル別名
  • Characteristic analysis of radar rain gauge observations in Nagano Prefecture

抄録

<p>本研究では綿密な観測精度評価の第一歩として、長野市で実際に発生した降雨を対象に、国土交通省と気象庁のレーダ雨量計観測値の相違を把握することを目的とする。解析資料として国土交通省の同時刻全国合成レーダと気象庁の全国合成レーダーGPV、アメダス「長野」を用いた。対象降雨期間は2012年7月19日〜21日(以下、期間1)、2013年8月22日〜24日(以下、期間2)の降雨とする。まず、対象期間の国土交通省レーダ、気象庁レーダを元に総雨量図を描いた。次に、アメダスで観測された地上雨量とアメダス真上のメッシュで観測されたレーダ雨量を比較した。その結果、長野市において、国土交通省レーダと気象庁レーダの観測値には総雨量で30mm以上の明らかな相違が存在した。さらに、期間1と期間2共に対象地域南西部において、気象庁レーダで観測された降雨が国土交通省レーダではより小さく観測されていた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134803202560
  • NII論文ID
    130007759918
  • DOI
    10.11520/jshwr.32.0_58
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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