07発-12-ポ-24 低学年児童の体力・運動能力,身体活動量,睡眠の関係

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抄録

<p> 【目的】本研究では、低学年児童を対象に体力・運動能力、身体活動量、睡眠の関係を検討することを目的とした。【方法】対象は、小学校1年生、2年生95名(男子51名、女子44名)とした。 体力・運動能力は、新体力テストの8種目を実施した(文部科学省、2009)。身体活動量は、加速度計であるActiGraph wGT3x-BT (ActiGraph, Pensacola, FL, 米国、4.6×3.3×1.5cm, 19g)を専用ベルトで右腰部に装着し、入浴、水泳などやむを得ない場合を除いて24時間1週間連続して測定した。睡眠は、專用の用紙に睡眠時にベットに入った時間、起床時にベットを出た時間を1分単位で保護者に記入してもらった。また睡眠時は、非利き手の手首にActiGraphを装着し、睡眠効率を測定した。【結果および考察】女子の体力・運動能力は、中高強度身体活動量に有意な関係が認められた(p<0.05- 0.01) 。これらのことから歩数、運動強度が高い児童は、体力・運動能力も同じく高い値を示すことが示唆された。【結論】体力・運動能力は、身体活動量(歩行時間、中強度身体活動量)、合計睡眠時間に関係が認められ(p<0.05- 0.01)、児童期から体力・運動能力、身体活動量、睡眠の重要性が示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134808809728
  • NII論文ID
    130007770328
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.212_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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