最低賃金が生産性に与える影響の都道府県別データ分析

DOI
  • 馬渡 栄嘉
    東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系/技術経営専門職学位課程
  • 後藤 美香
    東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系/技術経営専門職学位課程

書誌事項

タイトル別名
  • Prefecture data analysis of impacts of minimum wage on productivity

抄録

<p>現在日本のGDPは世界第3位である。一方一人当たりGDPは他の先進国と比べて低い水準にあり、今後少子高齢化の影響などにより日本の経済力の低下が懸念されている。持続可能な社会のために生産性の向上は不可欠であるが、これに関連し最低賃金の引き上げが企業や産業の生産性向上につながるという議論がある。最低賃金の引き上げは企業の労働費用の増加につながるため、経営者に生産性向上への努力を促す要因になると考えられるためである。しかしそのような影響について先行研究では明確な結論が出されていない。本研究では都道府県レベルのデータに確率的フロンティア分析を適用し最低賃金が生産効率性に及ぼす影響を分析する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609785839744
  • NII論文ID
    130007771528
  • DOI
    10.11497/jasmin.201910.0_116
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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