肝臓－小腸を接続したバイオアベイラビリティ評価システムの開発

• 岩尾 岳洋

  名古屋市立大学　大学院薬学研究科

• 松永 民秀

  名古屋市立大学　大学院薬学研究科

書誌事項

タイトル別名

• Development of a Liver-Gut device for the Evaluation of Drug Bioavailability
• カンゾウ-ショウチョウ オ セツゾク シタ バイオアベイラビリティ ヒョウカ システム ノ カイハツ

抄録

現在、医薬品のバイオアベイラビリティのin vitroでの評価にはCaco-2細胞や凍結ヒト肝細胞などが用いられており、これら複数の評価系での試験結果を総合して予測がされている。しかしながら、このような方法では小腸と肝臓がまったく干渉しないと仮定されていることから、正確な予測には限界がある。近年、microphysiological systemが注目を浴びており、バイオアベイラビリティの予測や薬物相互作用研究、DDS研究など、創薬研究への応用も期待されている。本稿では、創薬研究への応用を目指して筆者らが行っているヒトiPS細胞由来小腸上皮細胞と小腸－肝臓2臓器連結デバイスの開発研究について紹介する。

収録刊行物

• Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ

  Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ 34 (4), 249-260, 2019-09-25

  日本DDS学会

キーワード

• liver
• small intestine
• microphysiological system
• bioavailability
• iPS cell

詳細情報

• CRID: 1390002184856593664
• NII論文ID: 130007772606
• NII書誌ID: AN10084591
• DOI: 10.2745/dds.34.249
• ISSN: 18812732
• ISSN: 09135006
• NDL書誌ID: 030000679
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I030000679
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dds/34/4/34_249/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2020023133
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可