同伴活動の実態と特徴に関する研究 ~「社会生活基本調査」を用いた分析~

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYZING JOINT ACTIVITIES IN JAPAN: EVIDENCE FROM THE SURVEY ON TIME USE AND LEISURE ACTIVITIES

抄録

本研究は,同伴活動の既存研究レビューを基にその要因整理を行うとともに,統計調査に基づく全体像の把握が米国の一事例に限定されていることを整理した.次に,日本の統計調査である社会生活基本調査(平成13年調査と平成18年調査)の匿名データを活用し,同伴活動の実態と特徴を分析した.その結果,1) 日本における同伴活動の生成量は米国より少ないが活動時間で見ると平日の約4割,週末の約6割と重要であること,2) 同伴活動の活動時間は単独活動より長く,平日は昼前後と夕方に集中すること,3) レジャ ー活動の場合は非家族同伴の割合が最も高く,週末は家族と一緒に過ごす傾向があること,4) 二時点の変化に関しては,同伴活動は減少する傾向にあり,非家族同伴活動の減少が大きいことなどを明らかにした.

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参考文献 (17)*注記

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