ピレン基で修飾したカーボン担持Pdナノ粒子触媒の開発と部分水素化反応への応用
書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of pyrene-modified Pd nanoparticle catalysts on carbon support for semi-hydrogenation reaction
抄録
<p>ピレン基を導入した有機修飾剤を用いてPdナノ粒子コロイドを合成し、含浸法によりカーボン担体上に固定化した。本触媒をフェニルアセチレンの水素化反応に用いると高選択的にスチレンを生成し、転化率が100 %を超えた後もスチレンからエチルベンゼンへの過還元が抑制された。これは、ピレン基の立体障害により基質の吸着能が制御されたことによると推察された。さらに、ピレン基とカーボン担体との相互作用により触媒耐久性が向上した。</p>
収録刊行物
-
- 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
-
石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 200-, 2019
公益社団法人 石油学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659836824576
-
- NII論文ID
- 130007778027
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可