低温再生型吸着材を用いた吸着式冷凍機の開発

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書誌事項

タイトル別名
  • Development of an Adsorption Refrigerator with Regenerative Adsorbent Working at Low Temperature
  • Part 3-Controlling the Cold-Water Temperature at the Outlet by Adjusting the Cooling Water Flow Rate
  • 第3報−冷却水バイパス流路による冷水出口温度一定化の検討

抄録

<p>ゼオライト系吸着材を用いた吸着式冷凍機は,45~60℃の低温水で再生可能であるが,冷水出口温度が変動する(定格時 4~5℃)特性があり,吸脱着のサイクルタイムが長くなるほど顕著である。そのため,空調用途や温度精度を要するプロセス用途では使用困難となるケースが発生する。本研究では,吸着材が塗布されている熱交換器の冷却水配管の入口側から凝縮器へのバイパス配管を設け,冷却水量を段階的に調整し,吸着材の熱除去量を制御することで吸着速度の制御を行い,冷水出口温度の一定化を試みた。その結果,定常の冷凍能力に対して 80~90%の出力とすることにより,冷水出口温度の平均偏差を±0.2℃以内に改善できることが確認できた。 </p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184861352960
  • NII論文ID
    130007782497
  • DOI
    10.18948/shase.44.262_15
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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