連続ミューオン源RCNP-MuSICを用いた非接触での物体内部の元素濃度分析実験

書誌事項

タイトル別名
  • Non-Destructive Elemental Analysis Using Negative Muon Obtained from DC Muon Beam Source; RCNP-MuSIC
  • レンゾク ミューオン ゲン RCNP-MuSIC オ モチイタ ヒセッショク デ ノ ブッタイ ナイブ ノ ゲンソ ノウド ブンセキ ジッケン

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抄録

<p>大阪大学核物理研究センター(RCNP)ミューオン実験施設(MuSIC)から得られる,大強度の連続ミューオンビームを用いて,近年注目されている負ミューオンを用いた元素分析法の適用可能性を検討した。銅板で包まれた天保小判(19世紀,日本)について銅板を傷つけることなく,ミューオン特性X線の測定によって小判の金の含有率が53質量パーセントであることをわずか14分間の測定で同定した。本論文では,MuSICにおけるミューオン特性X線測定による元素分析の現状を概観する。</p>

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