合成ローソン石の単純直方格子への圧力誘起相転移
書誌事項
- タイトル別名
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- Pressure-induced phase transition into the primitive orthorhombic lattice of synthetic lawsonite
抄録
ローソン石CaAl2[Si2O7](OH)2・H2Oは常温常圧で空間群Cmcmを示し、4 GPa付近で単純直方格子への相転移を生じる。この圧力誘起相転移と273 Kの低温相転移を比較するために、単結晶の合成ローソン石を対象として放射光線源を用いたその場観察X線回折実験を行ない、4 GPa以上で生じる高圧相の空間群を制約した。その結果、空間群の候補はPmcnあるいはP21cnのどちらかに絞られた。前者による構造解析の方が、より低いR値を得られた。
収録刊行物
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- 日本鉱物科学会年会講演要旨集
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日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 55-, 2018
一般社団法人日本鉱物科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609793542528
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- NII論文ID
- 130007786178
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可