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- 野村 英子
- 国立天文台
書誌事項
- タイトル別名
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- ALMA observations of various line emission from planet forming regions
- ワクセイ ケイセイ リョウイキ カラ ノ サマザマ ナ ガス キセン ノ ALMA カンソク
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抄録
<p> ALMAによる惑星形成領域の高解像度・高感度観測は,ダスト放射のみならず,ガス輝線観測にも劇的な進展をもたらした.惑星形成領域における分子の空間分布が明らかになり,また,これまで検出が困難であった分子種の発見が相次いている.本稿では,原始星天体中の円盤の撮像観測や新たな分子種の発見,原始惑星系円盤における有機分子と同位体分子の新たな検出,また,円盤中の水とスノーライン,および炭素・酸素元素組成比分布にもとづく系外惑星大気との関連,残骸円盤におけるガスの検出に関するこれまでの研究成果の一部をレビューし,今後の原始惑星系円盤から太陽系や系外惑星系への物質進化に対するALMA観測の展望と期待を述べる.</p>
収録刊行物
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- 日本惑星科学会誌遊星人
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日本惑星科学会誌遊星人 28 (3), 200-206, 2019-09-25
日本惑星科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609799149952
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- NII論文ID
- 130007790041
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- NII書誌ID
- AN10446455
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- ISSN
- 2423897X
- 0918273X
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- NDL書誌ID
- 030016236
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可