速度超過運転習慣尺度の構成

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書誌事項

タイトル別名
  • The development of the Speeding habit scale

抄録

本研究の目的はドライバーの速度超過運転の習慣強度を質問紙法によって測定する尺度(SHS) を構成することである.種々の習慣に利用可能なVerplanken&Orbel(2003)のSRHIを速度超過運転習慣の強度測定用に修正・変更した.18歳~68歳のドライバーを対象にしたインターネット調査データを分析した結果,非常に高い内的整合性信頼性係数及び中程度の再検査信頼性係数(2カ月間隔)を得た.SHSと関連が予想される変数との相関分析も整合的な結果であった.クラスター分析で得られた最も習慣強度が強い群は,最も違反回数が多かった.SHSは研究用だけでなく,ドライバーのアセスメントツールとしても有用であると考えられる.

収録刊行物

  • 交通科学

    交通科学 50 (1), 49-57, 2020

    一般社団法人 交通科学研究会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134824496128
  • NII論文ID
    130007792625
  • DOI
    10.34398/kokaken.50.1_49
  • ISSN
    24352365
    02881985
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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