ディープラーニングレディオミクスを用いた肺がんの放射線治療の予後予測

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タイトル別名
  • Deep Learning Based Radiomics for Prognostic Prediction in Lung Cancer Patients

抄録

<p>近年,レディオミクスは放射線画像診断分野に加え,放射線治療分野においても積極的に研究が行われ始めている.レディオミクス手法には,大きく分けて2つの手法が存在する.一つは,人間が定義した計算式によって特徴量の計算を行う手法(handcrafted features)である.この手法では人間が定義した特徴量を使用するため,計算が“ブラックボックス化”しないという利点はある一方で,人間が特徴量を定義しなければならず,人間が気づいていない(数式化できていない)さらに優れた特徴量がある可能性もある.もう一つの手法はディープラーニングを用いた手法であり,(1)ローイメージを使って解析できるため,腫瘍のセグメンテーションが必要ない,(2)人間が定義していない特徴量を抽出できる可能性がある,という利点をもつ.この解説では,特に放射線治療の予後予測について2つの手法の違いを説明しながら詳しく解説する.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184873776768
  • NII論文ID
    130007796419
  • DOI
    10.11409/mit.38.4
  • ISSN
    21853193
    0288450X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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