原子力損害賠償制度再構築への視点

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タイトル別名
  • Prospects for reconstructing nuclear damage compensation scheme
  • 原子力損害賠償制度再構築への視点(第2回)普遍的,恒久的制度としての検討
  • ゲンシリョク ソンガイ バイショウ セイド サイコウチク エ ノ シテン(ダイ2カイ)フヘンテキ,コウキュウテキ セイド ト シテ ノ ケントウ
  • Part Two -A Consideration on the revision aiming at universalization-
  • 第2回 普遍的,恒久的制度としての検討

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抄録

<p> 日本の原子力損害賠償制度を2つの視点から検討する。第1回では,東京電力福島第一原子力発電所事故の損害賠償に際して,原子力損害の賠償に関する法律(以下,原賠法)を補うべく,政府が原子力損害賠償・廃炉等支援機構法(以下,支援機構法)を制定した政策目的と政策形成過程について述べた。第2回となる本論では,小売全面自由化や発送電分離といった電力システム改革をはじめとするエネルギー政策との整合性に注目し,国内原子力発電所の過酷事故を想定した普遍的かつ恒久的制度として検討を行う。それはまさしく,支援機構法の附則6条にある,国と原子力事業者との負担のあり方についての再検討である。</p>

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