小学校理科授業におけるプログラミング体験の有効性

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書誌事項

タイトル別名
  • Effectiveness of programming experience in primary school science class
  • In the case of 4th grade unit "function of electric current"
  • 小学校第4学年「電流の働き」単元の事例

抄録

<p>改訂後の小学校学習指導要領で求められているプログラミング体験について,理科の教育目標や内容と整合しない学習活動に陥る危険性に着目し,その解決策について授業実践を通して事例的に検討した.小学校第4学年理科の「電流の働き」単元において,児童が作成・実行したプログラムについて,科学の言葉を用いた説明を行う活動を取り入れたところ,プログラムによって制御されたモーターで動く車の動作について,「電流」という言葉を用いて行う科学的な説明に向上が見られた.このことから,小学校理科の問題解決的な学習にプログラミング体験を日常生活と関連した文脈における「ものづくり」の活動として組み込むことで,プログラミング体験と理科の教育目標にそった問題解決の学習を整合的に実施できることが事例的に確認できた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609815243392
  • NII論文ID
    130007814600
  • DOI
    10.15077/jjet.s43041
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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