アジアのエネルギー関連低炭素技術投資の見通し

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タイトル別名
  • Asian Low-Carbon Energy Investment Outlook
  • アジア ノ エネルギー カンレン テイタンソ ギジュツ トウシ ノ ミトオシ

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抄録

<p> 低炭素社会へ向かうにあたってアジアは大きな市場を持つ可能性があり,日本の炭素クレジットや企業活動にとってその市場規模を知ることは意義がある.一方,これまで定量的にアジアの低炭素市場を示した研究はなかった.そこで,本研究はパリ協定で定めた長期気候安定化目標である全球平均気温上昇量を産業革命以前から2℃以下に抑える場合に,アジアで発生するエネルギー関連低炭素市場のポテンシャルを,統合評価モデルを用いて評価した.その結果安定化目標を達成する場合,アジアのエネルギー投資は2050年で1.7兆$であり,これは現在の日本のGDPの約1/3に相当する.その大部分は再生可能エネルギーの発電で,地域的には中国・インドが全体の3/4程度を占めた.</p>

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