能力開発のための舌の運動「Happy Tongue Exercise (福舌法)」の提案 (2)

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タイトル別名
  • Proposal of a Tongue Exercise "Happy Tongue Exercise" for Ability Development (2)
  • Proposal of a Tongue Exercise "Happy Tongue Exercise" for Ability Development(2)Aiming Also at Effects on Anti-Aging, Dementia, Dysphagia, and Developmental Disorders
  • - Aiming Also at Effects on Anti-Aging, Dementia, Dysphagia, and Developmental Disorders -
  • -抗加齢、認知症、摂食嚥下障害、発達障害への効果も目指して-

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抄録

2018年3月のISLISのシンポジウムでは「能力開発のための舌の運動『Happy Tongue Exercise』の提案---抗加齢効果と、認知症、誤嚥、発達障害への効果も目指して---」という演題で発表を行った(文献1)。そこで示された内容を舌運動の第一の体系と呼ぶ。その体系は12の方法からなり、それらは筆者の提唱するSRS能力開発法(Super-Reading System) の脳幹訓練の一部となっている舌運動を展開したものである。今回は舌の運動の第二の体系として、より詳細なプログラムを提案する。SRSには12か月に亘って指導される12の健康法の体系が存在する。それらは、1. 歩行健康法、2. 共鳴健康法、3. 思念健康法、4. 回転健康法、5. 重力場健康法、6. 伸展健康法、7. 均衡健康法、8. 叩打健康法、9. 振動健康法、10. 押圧健康法、11. 摩擦健康法、12. 「まわひねりき」健康法、である。本論文では、これらの12の健康法を舌運動と連携させる新たな体系を提案する。これを舌運動の第二の体系と呼ぶ。それを実践する課程では、舌の活用が「言語系、感覚系、感情系、自律系、運動系、潜在系」という人間の6大システムと連携して果たす役割と意義が認識できるであろう。また、舌運動を通して、発達障害の改善から健康寿命の延伸までも含めて、より健全に、より幸福に生きる道に目覚めることが期待される。

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